ファングッズの企画・商品開発のお仕事とは?年収は?
アニメ、アイドル、その他ファンビジネスにおいてグッズを企画・開発するお仕事です。
主な業務
新規商品のアイデア立案、仕様検討、ベンダー選定、サンプル作成、卸・小売との交渉、販売価格の決定、EC販売企画、広告戦略策定、PL管理など商品の販売に関して多岐にわたる業務に携わります。
参考: 商品企画の仕事に就くには?仕事内容から必要なスキル・年収まで詳しく紹介
どこで働いているの?
グッズメーカー、アニメの制作会社、タレント事務所、スポーツチーム、アミューズメント施設などに勤務しています。
平均年収
転職サービス「doda」によると、商品開発・企画の職種の平均年収は511万円です。
但し、ここには機器メーカーやITなど給与水準の高い業界も含まれているため、エンターテイメント系の商品開発・企画に絞った場合には511万円を下回る可能性があります。
どうしたらグッズの企画・開発担当になれる?求人は?
学歴
編集部の取材では、エンターテイメント業界のグッズ企画・開発は、学歴不問です。
大学卒、専門学校卒、高校卒、さまざまな学歴の方がご活躍されている業界・職種です。
キャリアパス
エンターテイメント業界のグッズ企画・開発で活躍されている方は、以下のようなキャリアパスをたどられている方が多いです。
もちろん上記に限らず、企画能力が認められればグッズ企画・開発職に就くことは可能です。
必要な資格
必要な資格はありません。イラストレーターやPhotoshopが使えると、自社で簡易にデザインをする場合、入稿用のデータを調整するときに重宝されますが、マストなスキルではありません。
求人情報
dodaの「キャラクターグッズ 制作」の検索結果をご覧ください。
どんな人がグッズの企画・開発担当に向いている?
「アイデア思考」が強みの人
企画の肝はアイデア力です。面白く素敵なアイデアを思いつくようなクリエイティビティももちろん必要ですが、次から次へとアイデアを出すことに苦を感じないことや、どんだけ承認がおりなくてもめげずに考え続けられる思考耐久力も重要です。
「コミュニケーション」が強みの人
外部のベンダー、社内の製造部門、卸や販売の関係者など企画・開発は、多くのステークホルダーと関わる仕事です。お互いの利害が一致しないヘビーな交渉も多々あります。そういった場面では、会話により相手をしっかり納得させられる能力を持った人が活躍します。
「シュアネス(正確性)」が強みの人
企画・開発は数量管理やスケジュール管理において、高い厳密性が求められる職種です。欠品や遅延などが起きても冷静かつ正確に対応できる人が活躍します
参考: 転職データベース「マイ転職ストーリー」の”仕事で価値を生む6つの強み“の分類を参考にしています